今回は、「成功するキャリアデザイン~MBAから何を学び、どう活かすのか」というテーマで、民間のビジネススクールのパイオニアとして有名なグロービス・グループの代表でもあり、この4月にグロービス経営大学院を開学させ、その学長になられた堀氏にご講演を頂きました。
当日は、各大学のMBAホルダー並びに現役生、Pre-MBAの方々をはじめ、起業を考えていらっしゃる方、企業の人事関係者等々、数多くの方々が参加され、お蔭様で満員お礼となりました。
カリスマMBA経営者の名に相応しく、堀氏のご講演は、ダイナミックで、台本無しで1時間半に亘って、MBAについて熱く語って頂き、Q&A方式で参加者を巻き込んでのインターラクティブな大変活気のあるものでした。
MBAで学ぶ事とは?、HBSで訓練された事、その当時のエピソード、MBAの活かし方、経営で活かされるMBA、グロービスで学ぶ事等々、奥深く、非常に濃い内容を理論的に、明確にお話され、会場の皆さんがぐいぐい引っ張られていき、最初の期待感が最後まで裏切られる事無く、大変有意義なセミナーとなりました。
MBAで何を学ぶのか?については、
- 経営とは複雑系の最たるもの、経営において、物事を多面的に見る力を身につける
- マクロとミクロを上手く使い分け、大枠で物事を捉えながらも問題の本質を適切に理解していく力を学ぶ
- ケースメソッドの重要性。これによって、自分の考えていることを適確に人に伝える力を養う
と大きく3点をあげられました。
「能力と人的ネットワークさえあれば、裸一貫からでも、会社を起こし、大きく成長させる事が出来る」という言葉は、「アジアNo.1の大学院を作る」、「社会に創造と変革の志士を輩出する」という大きなビジョンを自ら実践し、それに向かって確実に成功を遂げられている経営者堀氏の発言だけに非常に説得力のあるものでした。
他にも、経営について、MBAについて、多くの考えさせられるお話を頂き、参加者の皆さんからは、「大変ためになる有意義な時間でした」、「大変有用で参考になりました」「MBAについては、通勤大学シリーズを読んで、そのエッセンスを吸収する程度でよいかと考えておりましたが、『ケースメソッドによる修得に意義がある』との話に納得させられ、考え方を変えました」等など、大勢の方々から大変有意義であったと感謝のお言葉を頂戴しました。
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