今の日本を考える時、不況、産業の空洞化、広がる格差、少子高齢化、福島原発の不安等々、浮かぶイメージは先行き不安になる暗いものばかり。でも果たして日本には、もう未来はないのでしょうか?否、否!日本にはまだ素晴らしい宝があります。ある人は、日本の地域は潜在的可能性を秘めており、それを都市ニーズと結びつければ、10兆円産業になると言います。
今回の講演会は、パネラーに多彩な皆様をお迎えします。じり貧の温泉観光地を建て直し新しいモデルの保養地を目指す市長、日本の各地に眠る様々な宝・魅力を掘り起こし国内外に発信するため飛び回っている熱血行政マン、障害者の可能性を見出だし儲けながら働き場を創出すべく次々チャレンジを続ける経営者、健康やメタボ対策に大きな可能性を秘めた雑穀伊那アマランサスで地域の活性化を目指す学者。業種、分野は違っても、共通するのは諦めない心と発想の転換で拓く未来。当日はファシリテイターに、多くの海外企業やITビジネスの第一線からメンタルヘルスの第一人者へ180度華麗な転身を遂げマルチにご活躍の渡部卓さんにお願いし、パネラーの皆様、産学官それぞれのお立場からご活動に沿った具体的な事例を通し、未来は強い志で変えることが出来る、そんなメッセージを皆様にお届けしたく思います。多くの皆様のご来場をお待ちしています。又、懇親会では、講師の先生方とご一緒にご歓談頂く場をご用意しております。是非、皆様お誘い合わせの上、お越し下さい。
1962年生。東京大学法学部公法学科卒。1987年 通産省入省、スタンフォード大学客員研究員、通商産業大臣秘書官、在英日本国大使館参事官(商務班)、経済産業省大臣官房参事官(国会担当)、資源エネルギー石油流通課長、経済産業研究所上席研究員など歴任。2011年日本貿易振興機構(JETRO)総括審議役(中小企業担当)、現在に至る。 関心事項は、クリエイティブクラスター、ブランド論、ソーシャルキャピタル・ヒューマンキャピタル(「創造的人材の2拠点生活とネットワーク化によるスマートエリアの形成」)、産業法制(知的財産権等)、国際政治(安全保障、国際エネルギー戦略等)、イノベーション。【サークル:都心のオフのネットワーク Creative Network @ Smart Area主宰 会のキーワード:「創造」「グローバル」「インデペンデント」「和」】