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第8回 MBA軽井沢セミナー
Creative Japan from Karuizawa
「コーオウンド・ビジネス」のすすめ

~わかちあいの資本主義、しあわせな事業承継~
 

普通のビジネスより利益も成長率も高く、しかも社員がみんなハッピー、会社の持続性や創業者の事業承継戦略としても有効性が高い。こんなすてきなビジネス・モデルが存在します。社員がその会社の大株主になってしまう「コーオウンド・ビジネス」。

このモデルでは、社員の皆さんにとって「わが社」が、部分所有を通じたプロフィット・シェアとオーナーシップ・カルチャーを通じて、ほんとうに「わが社」になってしまうのです。この単純な事業構造が社員も後継経営者も「やる気」にさせ、会社をぐんぐん利益性と持続性の高いものに変容させて行ってくれます。

日本ではほとんど馴染みがないコンセプトですが、コーオウンド・ビジネスは英米では大きな潮流となっています。英米でコーオウンド・ビジネス・モデルが普及した最初のきっかけは、オーナー経営者たちの事業承継対策としての取組みでした。オーナー社長達は、最初はおっかなびっくりでしたが、いざやってみると会社の雰囲気がどんどんよくなり、業績がぐんぐん伸びて行きました。これに気を良くしたオーナーたちはコーオウンド化を一気に進めて行き、それに追随する会社が増え、それがひとつの潮流となって法制や税制優遇措置が後追いで整備されて行ったそうです。

今回のセミナーでは、そんな理想的な「ビジネス」を日本向けに考案され、法務・会計・税制の専門家も巻き込んでのスキーム開発、博士論文ひいては出版(「コーオウンド・ビジネス」2015年9月23日上梓予定)という形でご紹介下さる、日本での第一人者でいらっしゃる細川先生をお招きし、「コーオウンド・ビジネス」~わかちあいの資本主義~についてお話を頂きます。

是非、皆様お誘い合わせの上、お越し下さい。今年も緑豊かな軽井沢で皆様とお会いできます事、楽しみにしております。

日 時
2015年10月3日(土)
第8回 軽井沢セミナー
15:00~ 開場・受付開始
15:30~17:00 講演
17:30~20:00 懇親会
セミナー会場
ユニオンチャーチ
〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢862
(旧軽テニスコート隣) 
懇親会場 ユニオンチャーチ
参加費
セミナー: 2,000円(教会への寄付等)
懇親会: 4,000円
お申込み
参加ご希望の方は、参加ご希望の方は、氏名・所属団体・連絡先をご記入の上、下記のいずれかの方法でお申込みください。
1. WEBフォームからのお申込みはこちら
2. eメールでのお申込みはこちら
3. FAXからお申込みをする(用紙は自由)
FAX送信先:03-3531-3195
お問い合わせ NPO法人MBAキャリアデザイン研究所
info@mba-career.net
主 催 NPO法人MBAキャリアデザイン研究所
後 援 NBS長野放送
イベント資料 パンフレットのダウンロードはこちら
セミナーは無事終了しました。 ありがとうございました。
講 師 & 司 会 紹 介
 
 講師:細川 あつし (ほそかわ あつし) 氏
  一般社団法人 従業員所有事業協会 代表理事 http://www.jeoa.org/
   
  < ご略歴 >
 

 1956年生。慶応義塾大学商学部卒、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修了・社会デザイン学博士。 40にせまる国際ブランド事業のプロデュースを経て日英合弁会社を起業、社長CEOを勤めた後に現職。

 コーオウンド会社化指導、エシカル・ビジネス、ブランディング経営戦略のコンサルティングを主たる業とするほか、多摩大学、立教大学大学院、跡見学園女子大学大学院でエシカル・ビジネス、経営戦略、マーケティング戦略に関する授業を持つ。他に都市型コミュニティ「よいコトnet」を運営。その他、多くのセミナー・講演活動を行っている。

 一般社団法人従業員所有事業協会代表理事、株式会社コア・ドライビング・フォース代表取締役社長、多摩大学客員教授、立教大学大学院兼任講師、跡見学園女子大学兼任講師。

  <新刊出版のご案内>
 

 築地書館より細川あつし氏の新刊「コーオウンド・ビジネス: 従業員が所有する会社」(細川あつし著、2015/9/23)が出版されます。会社は株主のモノから、会社は従業員が所有するモノへと、英米で潮流となりつつあるビジネスモデルを日本で初めて本格紹介した書籍となります。

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<内容紹介>
英米で確かな潮流になったビジネスモデル———稼いだ分だけ、会社とプロフィット・シェアする———コーオウンド・ビジネスを日本ではじめて本格紹介。

終身雇用型の高福祉経営から株主価値極大化経営へ、一足飛びに転換した日本のビジネスモデルでは、会社の稼ぎはすべて、従業員や社会とは無関係の株主へ。 一方、米国では、すでに民間雇用の10%が「従業員が大株主」のコーオウンド・ビジネスだ。英国では副首相が2020年までにGDPの10%を、コーオウンド・ビジネスで稼ぎだすようにすると宣言。政府も税制優遇し、法制度もバックアップ。

普通のビジネスより利益も成長率も高くて、しかも社員がみんなハッピー。会社の持続性も高く、またオーナー創業者の出口戦略としても有効性が高い。

社員9万人の英国デパートチェーン「ジョン・ルイス」からスポーツ食品メーカー「クリフ・バー」、素材メーカー「ゴアテックス」まで、成長を続ける「従業員が所有する会社」———コーオウンド・ビジネスの世界を、はじめて日本に紹介し、会社のもうけが適正に従業員、社会に還元されるビジネスモデルの日本への導入を提言する。

 
★NPO法人MBAキャリアデザイン研究所とは
NPO法人MBAキャリアデザイン研究所(代表 庄司祐子)、その創業の意図するところは、産学連携の中で日本のMBAの価値を高めていく事にあります。

当研究所では、7年前から軽井沢にてMBAセミナーを開催しております。今回、8回目にあたるセミナーでは、事業の成長と承継に心を砕く経営者、新しい挑戦を通じて自らを世に問う起業家たち、そして、日々仕事に邁進しながらも「なぜ自分はこの仕事をしているのか」との問いを抱くあなたに向けて、この新しいビジネス・モデルを提案させて頂きます。

このセミナーを通じて、私たち一人ひとりにとって「仕事」とは何か、「ビジネス」とは何かを改めて考えるきっかけとなればと思います。
 
軽井沢ユニオンチャーチとは
軽井沢ユニオンチャーチは、地域の住民から「軽井沢の村長さん」と呼ばれ親しまれたダニエル・ノルマン宣教師によって活動を開始しました。非公式ですが1897(明治30)年からその活動が始まっています。そのメンバーはプロテスタントの外国人宣教師たちで、荒れ地に近かった軽井沢に最初に夏の別荘を建てたのも彼らの働きでした。クリスチャンのための礼拝も1880年中頃には既に持たれていました。
もともと官営鉄道の高級技師用クラブハウスとして建てられた建物を買い取り、改装した後、現在の教会として1906(明治39)年から使用されています。
 
 
 
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