●入学動機 |
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1992年に大学院の研究生として来日しました。当時のドイツの大学で制度上に学士がなく修士は最下位の学位でしたから、1998年に大学院に進学したつもりよりもドイツで卒業していなくやっとの学位を取得するための入学でした。
また、ドイツで経済学と日本学を専攻していましたが、日本でパソコン関係の仕事に就きました。エンジニアの勉強をしたことがなくてキャリアは困難に感じ、事業に移動したく勉強し直す必要も感じていました。
当時はMBAに一番に行きたかったですが、夜間と週末で通い未経験の学問を仕事と両立させる自信がありませんでした。青学の国際経済研究科なら単位を経済学だけではなく、経営学やファイナンスなどでも取得できるので自分の希望に合っていました。 |
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●学んだ事、得た事、失った事? |
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学んだ事:基礎は大切です。私にとってマネジメントは経済学の延長線にあり、経済学の方法論を使い合理的に配分の最適化を図る考えにすべてが含まれています。
得た事:たくさんの友人。自分にとっては学問が楽しい意識の再確認。
失った事:経済学者として、やはり学費と勉強の時間の機会費用ですかな。でも、それなりに限界効用の最適化に成功したつもりで、全面はプラスです。(普通に表現すれば、何一つも失っていません。) |
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●修了後の変化(考え方、キャリア、その他) |
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キャリア:希望どおりに同じ会社の事業側に移籍でき、役職まで登りました。
考え方:終了とは全く関係ありませんが、スピード出世したら自分に酔って自分なりに格好いいと思ってしまいますが、やはりいくら本人が「俺がいなくなったらこの会社が終わりだ」と思い込んでも会社が健全に存続します。会社にとっても本人にとっても大したことが残りません。だから追うべきことは業績ではなく、(特に部下ですが、同僚と上司も含む)周りの仲間にどれだけいい影響を与え、どれだけサポートできたかのことです。これは会社に呆れて考えているのではなく、ビジネスマンとしての考え方です。業績の目標はあるが、手段ではありません。人間関係を大切にモチベーションを維持しやすい職場は個人的にもストレス回避法になり会社の業績にもつながると信じています。
その他:猫を飼い始めました。 |
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●現状(起業、転職、ドクターコースへ進学、その他) |
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チューリッヒで天井にぶつかり転職を試みましたが、自分にとって会社員以上にやりたいことに目覚めました。現在はデートレーディングで生計を立てながら趣味程度だがダージリンを輸入している会社を雇われで経営し(http://teeidee.co.jp)起業論について博士論文を書いています。 |
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●今後の目標 |
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トレーディングが軌道に乗ったらドイツ料理のレストランを開き、ちょっとしたチェーンに展開したいです。
また親が元気なうちにドイツに帰って旅行に連れるなど親孝行したいです。 |
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