●入学動機 |
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社会心理学を専門とし、対人サービスにおけるサービス提供者とサービスを受ける側の顧客の対人相互作用に関する研究に取り組んでいましたが、経営の視点を加えて論じる必要性を感じるようになりました。経営学、特にサービスマーケティングやHRMを学びたいと思っていたときに、母校で社会人を対象とした大学院の設置のニュースを知り、受験を決意しました。 |
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●在学時のエピソード |
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当時は通年のグループワーク(ビジネスシミュレーション)の授業がありました。同じグループのメンバーとは、勉強も飲むのも真剣でした。夜中にメールで連絡を取り合い、会ったらディスカッション、終わったら飲み会。今でも頼りになる仲間です。 |
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●学んだ事、得た事、失った事? |
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福岡の大学で教員の仕事をしながら毎週、航空機に乗って通学していたため、金、土曜日の授業しか受講できませんでした。そのため、履修した科目は限られましたが、所期の目的は果たせました(立教には、航空機通学者が結構、います)。社会心理学以外の論文の書き方を知ることができ、現在は、その研究手法を取ることが多くなりました。また、いつもは自分が教壇に立っていますから、授業を受ける立場でいられたのも新鮮でした。教わる立場の気持ちに改めて気づいたことは副次的な収穫です。
同じ時間を共有した先生方、クラスメートや後輩(といっていいのでしょうか)、後の期の修了生たちとの交流も大きな財産です。ビジネスマン、ウーマンたちの実際に触れることができます。多様な研究会が継続して開かれていることをありがたいと思っています。 |
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●修了後の変化(考え方、キャリア、その他) |
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修了後、学部時代の恩師が学科長を務める都内の大学に転職しました。サービスマーケティングやホスピタリティ論の科目も担当することになりましたし所属学会も増え、理論と実践の統合を強く意識するようになりました。その後、経営学研究科博士後期課程に進学し、小売業のサービスマネジメントについて研究を進めています。 |
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●現状(起業、転職、ドクターコースへ進学、その他) |
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単身赴任で転職しましたので、もう少し都内での生活を満喫したかったのですが、前任校に戻りました。配属が流通科学部で、研究テーマに関連があることも戻った理由のひとつです。 |
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●今後の目標 |
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博士論文を完成させなければなりませんが、サービス・ドミナント・ロジックの視点から研究や提言を行っていきたいと思っています。 |
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